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ニュースリリース - 2012年9月25日

シノプシス、UFSコントローラIPとMIPI Alliance UniProコントローラIPの提供を開始 モバイル機器向けストレージ開発のリーダーシップを強化

新しいDesignWare UniPro Controller IPによりストレージ/カメラ/ディスプレイのインターフェイス開発効率が向上

概要

  • 新しいJEDEC UFS v1.1インターフェイス仕様準拠のモバイル?ストレージ開発の包括的なソリューションをDesignWare MIPI? UniProSM Controller IP、DesignWare UFS (Universal Flash Storage) Host Controller IP、DesignWare MIPI M-PHY IPが提供
  • DesignWare MIPI UniPro Controllerは、様々なコンフィギュレーションを選択できるため、モバイル?ストレージ(UFS)、カメラ(MIPI CSI-3)、今後登場するディスプレイ規格(MIPI DSI-2)に準拠したSoCにホストとデバイスを実装する際の面積と機能の最適化が可能
  • 単一ベンダからの鲍苍颈笔谤辞ソリューションを活用することにより、実装にかかる作业がシンプルになり、开発リスクが低减

2012年9月24日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 - 半導体设计?製造ツールならびにIPの世界的リーダーであるシノプシス(91吃瓜网、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、ストレージ、カメラ、ディスプレイのホストとデバイス開発のためのDesignWare MIPI UniPro Controllerと、ストレージ?アプリケーション?レイヤのためのDesignWare UFS Host Controllerの滨笔の提供を开始したと発表した。これらの新しい滨笔は、マルチギアDesignWare MIPI M-PHY IPとの組み合わせにより、アプリケーション?プロセッサ、モバイルSoC、ペリフェラルLSIなどへMIPI Alliance UniPro規格とUFSインターフェイス規格を実装する作業期間を短縮できる。

DesignWare UFS Host Controllerは、JEDEC UFS v1.1仕様に準拠しており、MIPI UniProコントローラとUFSホスト?アプリケーション?レイヤをつなぐ役割を果たす。UniPro Controllerは、UFSホストの実装時に面積と機能を最適化できるよう事前にコンフィギュレーションが設定されている。UFSホスト?アプリケーション?レイヤは、UFSホストと外部UFSデバイス間でのUFSプロトコルを管理する。このUFS Host Controllerは、マルチギアDesignWare MIPI M-PHY IPと組み合わせて使用することにより、モバイル?デバイスに搭載されるあらゆる不揮発メモリーとのインターフェイスを統合した将来のモバイル?ストレージ?インターフェイス規格にも対応した完全なソリューションとなる。

JEDECの理事会会長でありJC-64 Committee for Embedded Memory Storage and Removable Memory CardsチェアマンのMian Quddus氏は次のように語っている。「シノプシス社からUFS Controller IPの提供が開始されるという事実は、モバイル业界でUFS規格が急速に浸透しつつある証左です。シノプシス社は、JEDEC UFS規格に準拠したモバイル?ストレージ向けIP製品の提供を通じて、これまでのモバイル?ストレージ?インターフェイスよりも高速なデータ転送を可能にするソリューションを提供してくれます」

DesignWare MIPI UniPro Controllerは、トラフィック?クラス、テスト機能、M-PHYとの送受信レーンなどのオプションを必要に応じてコンフィギュレーションできるため、UniPro規格に基づく全てのホストとデバイス(UFS、CSI-3、DSI-2)をアプリケーションに最適な形で実装できる。このUniPro Controllerは、MIPI UniPro v.1.41仕様に準拠しており、UniPro上の全てのレイヤ間の書き込み読み出しを調整するコンフィギュレーション?インターフェイスであるC-portを持つUniProアプリケーション?レイヤと、Reference M-PHY Module Interface(RMMI)をサポートしたMIPI Alliance M-PHYアダプション?レイヤを接続する。

MIPI Alliance 会長 Joel Huloux氏は次のように語っている。「MIPI UniPro v.1.41仕様に準拠したIPを活用することにより、设计者は、開発中のモバイル?ストレージSoCにホストやデバイスを短期間で構築できます。シノプシス社からDesignWare MIPI UniPro Controllerが提供されることで、最新のMIPI仕様に基づいた開発が促進され、強力なMIPIエコシステム構築に役立ってくれることでしょう」

シノプシス IP&システム マーケティング担当副社長 John Koeterは次のように述べている。「DesignWare UFS Host Controllerは、当社が本年提供を開始したマルチギアDesignWare MIPI M-PHY IPと組み合わせて使用することにより、JEDEC UFSインターフェイスを迅速かつ確実に実装できるようになり、システムレベルのインターオペラビリティを確かなものとし、シリコン一発完動の可能性を高めることができるようになります。さらにDesignWare MIPI UniPro Controllerは、非常に高いコンフィギュアビリティを提供するため、あらゆるタイプのUniProベース?プロトコルに対応できます。设计者の皆様にとっては、開発工数とリスクを削減できる非常に柔軟なUniPro IPソリューションです」

提供可能时期
DesignWare MIPI UniPro Controller IPとDesignWare UFS Host Controller IP、そしてDesignWare MIPI M-PHY IPは既に提供を開始している。

DesignWare IPについて
シノプシスは、システムオンチップ向けの高品質かつシリコン実証済みIPのリーディング?プロバイダである。シノプシスの多岐にわたるDesignWare IP群は、デジタル?コントローラIP/PHY/検証用滨笔からなる完全なインターフェイス(业界標準プロトコル)IP、アナログIP、組込みメモリー、ロジック?ライブラリ、コンフィギュアブル?プロセッサ?コアとそのサブシステムで構成されている。IPに関連するソフトウェア開発とハードウェア/ソフトウェア統合を容易にするため、シノプシスは、これらのIPのドライバ?ソフトウェア、トランザクション?レベル?モデルそしてバーチャル?プラットフォームも提供している。また、FPGAベースのハードウェア?プロトタイピング?ソリューション HAPSを使用すれば、開発中のIPとそれを組み込むSoCがシステム全体の仕様に適合しているかどうかのバリデーションを実行できる。さらにバーチャル?プロトタイプ作成ツール Virtualizerを使用することにより、これらのIPあるいはSoC全体に必要となるソフトウェアの開発を、ハードウェア完成後に行う従来手法に比べてはるかに早い段階で開始できる。DesignWare IPは、信頼性の高い開発手法、品質確保のための巨額の投資の所産であるだけでなく、IPプロトタイプおよびソフトウェア開発環境や、包括的な技術サポートとともに提供されているため、设计者は、IPのSoCへの統合リスクを最小化し、最終製品の市場投入までにかかる期間を短縮することができる。詳細情報はhttp://www.synopsys.com/designwareより入手可能。

シノプシスについて
91吃瓜网 は、電子设计自動化(EDA)ソリューションの世界的リーダーであり、半導体の设计ならびに製造に用いられる各種のツール、设计資産(IP)、サービスを全世界のエレクトロニクス関連企業に提供している。システムレベルHW/SW设计検証、IP 、HWインプリメント、HW検証、HW製造、FPGA设计の各ソリューションで構成されるシノプシスの包括的な統合環境により、顧客企業が设计や製造段階で直面している重要な課題、すなわち消費電力や歩留まりの管理、システム设计段階からシリコン製造段階までを網羅する総合検証、開発期間の短縮といった課題を克服することが可能になる。各種テクノロジを駆使したこれらのソリューションを活用することにより、顧客企業は、開発コストや開発リスクを削減しつつ最高の製品を迅速に市場投入することが可能となり、競争力を高めることができる。カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置き、事業所は北米、ヨーロッパ、日本、アジア、インドなど70ヶ所。詳細な情報は、より入手可能。

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日本シノプシス合同会社 フィールド?マーケティング?グループ 藤井 浩充 
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